楮 、鉄粉、砂鉄、柿渋、膠、澱粉糊、石州和紙
現在アトリエを構えている山梨県一帯の縄文時代の遺跡や土器から着想 を得て、文明が何度も滅び、繰り返しているループ説を元に、前の文明 に生きていた、超高度な知的生命体をイメージしたもの。 土器は、あえて形が崩れるように作られ、無くなることに永遠を見た。 無に帰すからこそ、永遠となる。そんな文明の思いが時代を超えて届い ているように感じ、それは錆びて朽ちていることが、その者の魂の永遠 を願う人々の思想と重なるのである。
楮 、鉄粉、砂鉄、柿渋、膠、澱粉糊、石州和紙
現在アトリエを構えている山梨県一帯の縄文時代の遺跡や土器から着想 を得て、文明が何度も滅び、繰り返しているループ説を元に、前の文明 に生きていた、超高度な知的生命体をイメージしたもの。 土器は、あえて形が崩れるように作られ、無くなることに永遠を見た。 無に帰すからこそ、永遠となる。そんな文明の思いが時代を超えて届い ているように感じ、それは錆びて朽ちていることが、その者の魂の永遠 を願う人々の思想と重なるのである。
Posted on 2022/06/20 17:06 by 伊藤 咲穂